朝起きたら体調が悪い、熱っぽい、と感じて病院に行く人は多いでしょう。病院はいつ行っても混雑しています。しかし、意外にも診察開始時間付近が一番混雑していると言えそうです。仕事に行く前に病院に行く人が多いということもあげられますが、病院にかかりやすい高齢者の人たちが朝一番に活動しているということも言えます。病院に行けば思うことですが、とにかく高齢者の姿が多いことを目の当たりにします。全国どこの病院でも大体朝の8時半~9時が診察開始時刻になっていると思いますが、その時間に合わせて行ってもすでに病院の前には列ができていたり、診察開始時刻よりも早く診察が始まっていることもあります。個人医院であれば特にそういったことも多くなります。ですので、病院に行ってから会社に出勤しようとしても、午後になってしまうことは覚悟したほうがいいと思います。診断書が必要となればもっと時間もかかります。大きな総合病院や大学病院だと、外来受付時間は午前中だけとしているところが多いのでこうしたこと事例が発生するのだとは思います。医師や看護師にとっても午前中の外来受付時間は忙しくなる時間帯ですので、自分のお昼ごはんも食べられないほどになることもあります。これから先、今より少子高齢化社会が進めばこの事態はますます深刻化するでしょう。これを回避するためにも今は訪問看護など、病院以外で診察を行えるようなシステムが作られつつあります。